廃タイヤ燃料化リサイクル処理施設(㈱ 宏拓:富山事業所)
㈱ 宏拓では、富山県内に廃タイヤを回収、分別、破砕し、燃料化する下記のプラントを保有し、稼働させています。
廃タイヤ破砕処理施設工場外観
場所:富山県射水市有磯2丁目19番



廃タイヤ処理工程図

施設内の機械配置(工場棟内)
投入コンベア
自動車整備工場、タイヤ販売店、自動車解体会社、ガソリンスタンドなどから回収した廃タイヤを選別後、投入します。
【廃タイヤ投入コンベア】

1次破砕機
1次破砕機では、直径40㎜程度までの大きさに破砕します。
【廃タイヤ1次破砕機】

【廃タイヤ1次破砕機】

磁選機による金属分離処理の機械配置
1次磁選機
1次破砕機で破砕したチップからタイヤ内蔵ワイヤー(鉄ワイヤー)を分別するために磁選機に投入します。
【1次磁選機投入コンベア】

【1次磁選機】

2種類の破砕機による分別処理について
1次破砕後のタイヤチップが流れる1次磁選機投入コンベアでは、吊り下げ式1次磁選機とドラム型1次磁選機と2種類の磁選機にかけて分離し、磁性体を含有しているタイヤチップを取り出しています。
ベルトコンベアを流れるタイヤチップの上下で磁選をかけることに タイヤチップ内への鉄ワイヤーの混入率を抑えています。

2次破砕機での処理
1次磁選機(吊下げ式&ドラム式)より磁性体として分離したタイヤチップに含有している鉄ワイヤーを除去するために2次破砕機で再破砕を行いタイヤチップのゴム部に付属している鉄ワイヤーを引出します。

2次破砕機
2次破砕機では、1次磁選機で回収した磁性体物のみを再破砕し、その過程でタイヤチップ内の残存ワイヤーを分離回収します。
【廃タイヤ2次破砕機】

2次磁選機(ドラム式)
2次磁選機(ドラム式)では、2次破砕機で再破砕した中から、磁性体物を取り出し、タイヤチップ内の残存ワイヤーを分離回収し、精製します。
【廃タイヤ2次磁選機(ドラム式)】

圧縮成型機
圧縮成型機では、細かなタイヤチップを燃料として取り扱いしやすい形に圧縮成形します。
【圧縮成型機】

敷地内の保管ヤード
廃タイヤ受け入れ時の台貫設備
廃タイヤの受け入れ時には、敷地内にてトラックごと重量計測できる台貫設備にて計量いたします。
【50トン計量(台貫設置)】

廃タイヤ保管ヤード
回収した処理前の廃タイヤは、敷地内にある4つの保管ヤードにて保管しています。
廃タイヤ保管ヤード仕様:920m2




廃タイヤ処理後の鉄くず、タイヤチップ製品保管ヤード
廃タイヤ破砕加工処理後の鉄くず(分離後の鉄ワイヤー)およびタイヤチップは、敷地内の保管ヤードに保管して出荷いたします。
【鉄くず・タイヤチップ保管ヤード】

お問い合わせ
廃タイヤの回収、燃料タイヤチップの購入、資源リサイクルのコンサルティングなどご相談承ります。
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